今回は巣鴨商店街に遊びに行った時に立ち寄った、喜福堂のパン食べ比べ実食レポです!
大正5年創業の昔ながらのパン屋さんで、日本一とも言われるあんぱんが有名なので、看板商品のあんぱん2種類と、クリームパンをいただきました!
前回のみずのの記事と合わせて巣鴨観光にも役立てていただければと思います!
参考:
栄養成分表示に関しては、記載されているものとされていないものがあり、記載がなかったものは不明としていますので、ご了承ください。
それではいただきます!
まずはこしあんぱん!
〈値段、栄養成分表示〉
¥278
たんぱく質 7.07
脂質 4.04
炭水化物 52.75
カロリー 269.94
〈もぐぱく口コミ評価〉
とても美しい断面です!個人的にこれは萌え断って言っていい気がします!
パン生地は、しっかりめでややパサつきを感じますが、生地の酸味と相まって昔懐かしい感じがします!
ミルク感というより、牛乳感?が強く、最近の洗練された洋菓子のクリーミーなミルク感とはまた違う良さのある、昔は高価だった「牛乳」をたっぷり使った明治時代くらいのハイカラ感を思わせる味わいです!
余談ですが、生まれてもいない時代を懐かしく感じるのはなぜでしょうか?
当時の高級品が今となっては安価で手に入るものも多くありますが、昔の贅沢品と思うと、本当に自分に贅沢なご褒美をしている気分になるのは私が単純すぎるだけですかね?笑
話を戻してこしあんは、なめらかでかなりしっとりしていて、ようかん寄りの水分量の多さで見た目もつやつやしています!
この水分量多めのあんこがパンとバランスよく混ざり合い、口馴染みがよく、あんこの甘さをパンの牛乳感のある酸味が引き立てる、最高の仕上がりになっています!
1番上の白ごまも、鋭い香ばしさが際立ち、鼻腔付近でずっとごまのいい香りがして、これがあってようやくあんぱんが完成すると言っても過言ではないくらい、必要不可欠なピースとしてうまく馴染みつつ存在感を出しています!
次はつぶあんぱんです!
〈値段、栄養成分表示〉
¥278
たんぱく質 不明
脂質 不明
炭水化物 不明
カロリー 不明
〈もぐぱく口コミ評価〉
パンの生地はこしあんぱんと同じで、牛乳感のある酸味が特徴的なややパサつきのある歯切れのいい生地です!
中のつぶあんは、もちろんしっとりもしているのですが、こしあんよりもほっくり感があり、どっしりとした印象です!
こしあんよりもあんこの量は少ない気もしますが、どっしり感があるので物足りなさは感じません!
上の黒ごまは白ごまよりも柔らかい印象の香ばしさで、ごまが主張しすぎず、主役のあんこを引き立てる役とアクセントとしての仕事をバランスよくこなしています!
ハイカラなパン生地、ほっくりとしたつぶあん、優しい香ばしさの黒ごま、全てが互いのよさを引き立てる黄金比のあんぱんで、原点にして頂点という言葉がしっくりきます!
普段はこしあん派の私ですが、つぶあんの粒感やあんこの香り高さがパンに合っていて、
かつ黒ごまの方が全体をうまくまとめあげていて、より和を感じるのがつぶあんぱんだったので、
今回はつぶあんの方が好みでした!
最後にクリームパン
〈値段、栄養成分表示〉
¥278
たんぱく質 不明
脂質 不明
炭水化物 不明
カロリー 不明
〈もぐぱく口コミ評価〉
生地の味は同じで、酸味が強いタイプですが、あんぱんよりも薄めで、外側のさらさら生地の舌ざわりがいいです!
中のカスタードクリームは、ぽってりしたなめらかなテクスチャーで、卵もミルクも存分に感じ取れますが、どちらかというと卵感の方が強く感じます!
優しい甘さのカスタードと酸味のあるパンが絶妙なバランスです!
シンプルで余計なものが入っていない分、素材のよさを掴みやすく、全体的に昔ながらの近代日本を感じるクリームパンです!
ごちそうさまでした!
あんぱんもクリームパンも久しぶりに食べましたが、懐かしい気持ちにも、ちょっと贅沢な気持ちにもなれて得した気分です!
普段はファストフードの新商品や、きらびやかな洋菓子を好んで食べていますが、たまには和の美しさやおいしさを堪能するのも楽しいですね!
皆さまも巣鴨に立ち寄った際には、「日本一のあんぱん」をぜひお試しください♪